ヨルダン・アンマンへ。
ヨルダン。
と聞いてもあんまりイメージするものがなく
謎に包まれてますよね。
ヨルダンと聞けば
サッカー好きな僕は
ワールドカップ予選やアジアカップなどで
幾度もの激闘を繰り広げた相手国というイメージが強いです。
また2003年のイラク戦争の時に
日本人の報道員がよくヨルダンの首都アンマンから
現地の戦況を生中継でレポートしていたのを覚えています。
イラクに行くのにも目と鼻の先にある場所です。
イラクで誘拐され殺害されてしまった
香田証生さんもここアンマンからイラクを目指しました。
当時の僕は
街の名前「あんまん」って。
井村屋の本拠地か。
とか思ってましたが。
誠に不謹慎。
さて今回僕がヨルダンを訪れたのは
旅人の間では超が付くほど有名な
ヨルダンの誇る世界遺産
ペトラ遺跡を見に行くためであります。
とともに数多くの旅人の話を聞く限り
中東の人たちはほんまに優しい人ばっか
ということで
マスコミに情報捜査された結果
日本人の中にある中東=危ないイメージ
をこの身でねじ曲げたいという目的も
内に秘めての訪問であります。
現に両親からはヨルダン滞在中は
毎日メールを送るように
と言われていたほど
やはり日本では中東に対する
負のイメージは根強いものがあります。

アンマンってどんな規模の街かなー
結構ちっちゃいんかなーとか思って
着陸寸前に飛行機の窓から街の様子を覗くと
広大な土地に家 家 家!
大都市です。
ヨルダン国民の4分の1がこの街に住んでいるようです。
結構ちっちゃいんかなーとか思って
着陸寸前に飛行機の窓から街の様子を覗くと
広大な土地に家 家 家!
大都市です。
ヨルダン国民の4分の1がこの街に住んでいるようです。

国土の80パーセントが砂漠地帯であるこの国の家の色は
そのまま砂色。
黄土色の街です。
ヨーロッパなどからくる人は
ちょっと寂しい印象を受けるかもしれませんね。
そのまま砂色。
黄土色の街です。
ヨーロッパなどからくる人は
ちょっと寂しい印象を受けるかもしれませんね。
『Welcome to jordan!!』
と2〜3分に一回は声をかけられます。
これは冗談ではなく ほんとのお話。
この旅の中で
ウェルカム!!と現地の人に言われた回数は
このヨルダンが断トツで1位です。
写真の少年達は人懐っこい中学生です。
バルサ!?レアル!?
とサッカー・スペインリーグの2強
FCバルセロナとレアル・マドリードの
どちらのファンなのか執拗に聞かれます。
(2社択一かーい。どっちでもないわーい。
アーセナルファンじゃーい!)
という心の声は心だけにしまっておき
バルサ!と答えるとバルサファンの子達は大喜び。
この国での
サッカー人気がすごいようです。
ま とにかく
ヨルダン人は旅人を歓迎しまくってくれます。
ペトラ遺跡の近くで
男子4人組のヨルダン人がピクニックしてて
おいでー!と手招きで誘われたので
しゃべりにいってみました。

そこで出会った同い年のArefと。
まゆげの繋がり方がイカツすぎて
同い年には到底見えぬが。
被せてもらいました。
メールでこの写真を見た母親からは
どっちが僕かわからなかったと言われました。
そんなアホな。
噂通りのアラブの人の
人の良さに触れたところでいよいよペトラ観光です。
ペトラ遺跡は
あの『インディージョーンズ 最後の聖戦』
の舞台になったことで一役世界的に有名になった世界遺産です。
知らん人は なんそれ って感じだと思いますので
ぜひご覧ください。

入場ゲートから約30分ほど
この切り立った岩の谷を進んでいきます。
こんない狭いのに
馬車が高速で駆け抜けます。
セレブな観光客の方達がお乗りになられております。
そこをようやく抜けると
目の前に突然現れます!エルハズネ!!
見た事ない方は今すぐお近くのTSUTAYAへ。

切り立つ岩をくり抜き神殿を築く技術
素晴らしいです。
このエルハズネ周辺には
ポストカードやアクセサリーを売る小学生〜中学生ぐらいの少年少女がたくさんいます。
ふーむ。
この国もいろんな問題を抱えていそうです。
観光客の遺跡内の移動には馬車だけでなく
ラクダやロバも使われています。
がもちろん僕は全部徒歩っす。
この日だけでも10キロは歩いたと思いまする。
岩の自然な模様が美しさを際立たせます。
とーにかくペトラ遺跡は広いです。
一般的には2日使って観光するようです。
僕は若さを売りに一日で回りきりました。
へろへろくんです。
見渡す限り一面
砂色の世界が広がります。ここで人間の弱さを見せては
自然の脅威に負けてしまう気がします。
写真の向こうの山をひと山ふた山越え
遺跡の際奥部へ。
山の谷をひたすら進むと
この見事な神殿にたどり着きます。来るだけでも一苦労なこの過酷な場所に
こうして神殿を築いた人間を讃えずには
いられません。
観光の途中でも
敬虔なムスリムはその場で神に祈りを捧げます。宗教を考えさせられます。
帰りにも死んだような顔をして
観光客に土産物を売っている少年少女達に声を掛けられたので
彼らと遊んでみました。
最初は他の観光客に接するのと同様に
ポストカード1ドラー1ドラーと
言っていた彼らですが
僕が彼らに好意的な人物と察すると
カメラで写真撮らせてー!
携帯の写真見せてー!
と人懐っこい笑顔とともに
本来の明るさを見せてくれました。
来る日も来る日も
観光客にお土産を売って
その日の生活の足しにして暮らしていく。純粋に彼らには
「愛」が足りないんだなーと思いました。
特に大人からの愛が。
彼らは何も悪くないのに
観光客に無視されて
どんどん心の傷をひろげていく。
むしろそんなことにも慣れて
何も思わなくなる。
お金を得る事だけを目的に
生活をするようになる。
生まれた環境が違うだけで
こうも人生が違うのかと愕然とし
今の自分にできることのなさに
呆然としました。
彼らをこの場で救う事はできないけれど
ただただ純粋な彼らと
「楽しさ」を共有することが
僕にできることのような気がしました。

中東の国ヨルダン。
テロや戦争というイメージなどではなく
少なくとも僕には
すごく陽気で
旅人を歓迎してくれる
心優しい人々の多い国という印象が残りました。
ヨルダンの大地は
微笑ましく笑いかける一方で僕を嘲笑うかのように
静かにその旅路を見守ってくれていました。
2013.7.14 Thailand Trat より 田畑智英


















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