地球が見せる 奇跡の絶景。  〜ボリビア・ウユニ塩湖〜




“地球を感じる”






僕の旅のテーマの一つ。


世界中のいろんな場所で
地球という存在を全身で感じたい。

心の奥から湧き出てきた
純粋な想い。





日本にも
素晴らしい場所はたくさんあるし
星を眺めたり
希望の光をくれる朝日を感じたり
大海に沈む夕日を眺めれば
“地球を感じる“
ことはできないことではけれど
どうしても日々の忙しさの中で
そうしたことは
なかなか容易にはできなくなってしまう。






僕はこの半年の旅で
今まで人生で使ってきた
習慣の中で過ごす時間の使い方とは
少し違った時間の使い方をして
“地球を感じる”ことをしたいと思った。







現在 旅の半分である3ヶ月を終えて
その日々の中で
最も地球を感じられた場所。











南米ボリビア ウユニ塩湖。






日本の裏側に在って
日本の旅人の間では知らない人はまずいない。
世界を長く放浪している人で
ここを訪れていない人はまずいない。




“旅人の聖地”化しているような場所。






ここウユニ塩湖は
標高3700m
ボリビアのほぼ中央に位置し
広さは南北約100km 東西約250km
面積約12000㎢(四国の約半分)を誇る
世界最大級の塩湖。





上記の写真をご覧になればおわかりかと思うが
ここを雨期に訪れると
『天空の鏡』とも称されるほど美しい
鏡張りの光景が見られる。





これは
四国の約半分ほどの広大な面積を有するウユニ塩湖は
実はその高低差がわずか50cmしかないために
雨が降るとその水は薄く広くひろがっていき
なんとも神秘的な光景を創りだしてくれるというわけだ。



説明はこの程度で。
あとはぜひ写真でお楽しみいただきたい。





地球からの贈り物。
神秘の鏡張りの世界。















































































































































































































































































ウユニを訪れるまで
本で ネットで 
たくさんの美しいウユニの写真を見ていたけれど
実際に自分の目でこの景色を眺めてみると
ただただ 感動する。
涙が出るぐらい感動したのはこの時がはじめて。




地球上の全ての人に訪れてほしい場所。
大切な人とともに。




母なる地球に
心から ありがとう。

















2013.3.31  New Yorkより  田畑智英





















脱南米イメージ。 うまわか あたかま。


今日は 地球の神秘
を余すところなくお伝えする所存です。


40枚の写真とともに
あなたの南米イメージを
覆すであろう風景たちをご紹介します。



これからお伝えする光景が
南米のイメージと違ったのは僕だけなのかもしれないですが。
とハードルを下げつつ始めますね。




さてさて。



今日の舞台は
アルゼンチンのウマワカ渓谷
ならびに
チリのアタカマ砂漠。



ウマワカ渓谷。
アルゼンチンの北部に位置する世界遺産にも指定されている渓谷。
南米のグランドキャニオンとも呼ばれている場所。


南米のグランドキャニオンて。
言い過ぎでしょと思ったのは
僕も同じですよそりゃ。


青い空に岩肌の微妙な色合いが映える。
このウマワカ渓谷は
岩肌が赤・青・緑と不思議なグラデーションを造り出している部分が特徴。




こんな感じで。
これ、なかなかすごい。
日本にはなさそうですよね。




ポリンキーを並べたかのような三角形。



実はめちゃくちゃデカイんですよ。
この三角のやつ。



はい。
というわけで
南米のグランドキャニオンに
晴れて認定されましたね。
ポリンキーのおかげで。



すべりまくってますが
サクサク行きますよ。




先は長いので。



こんなのもあります。
ここには。



さぼてん。


スペイン語では
かくたす。


かくたす
の方がしっくりくるので
これからはみなさん
さぼてん は かくたす
と呼んでください。
ちょっとカッコもつけられるしね。






果実のような
かくたす の花。



かくたす
とげがすごい強い。
一緒にいた友達は
かくたすのトゲが足に刺さって
親指の爪を貫通してました。
笑えへん。
強すぎ かくたす。



かくたす と ボク。



さぼてん ってこんなにデカイの知ってました?
あ かくたす。



にょきにょき。



遺跡とにょきにょき。
あ かくたす。








ウマワカ渓谷には街が点在しています。
これはその一つ プルママルカ。
ボクの中ではモロッコがこんなイメージ。




2月。
リオのカーニバルが有名ですが
南米各地では様々なカーニバルが行われていて
各所で大盛り上がり。


それは決して大都市に限ったことではなく
こうした小さな街も活気に満ちあふれます。



どうやらカーニバルといえば
泡かけが流行りみたいです。
観光客も容赦なし。








これはビールかけ!
めちゃ楽しそうでしょ!








































さてさて
楽しかったウマワカ渓谷をあとにして
チリに入国。


アタカマ砂漠の拠点の街
サンペドロ・デ・アタカマへ。



この途中の長距離バスの風景もまた格別。








ふふふ 富士山!?


にそっくりな火山もあります。
途中で雪も降ったし
何でもありな南米です。
ちなみに標高はまだ2000メートル代。



アタカマの街も
ウマワカに似て
砂の中のオアシスって感じ。









荒野の予感。







ばっちり富士山も近くにきれいに見えます。
見れば見るほど 富士山。
正式な名前は リカンカブール山だとのこと。





ここからはツアーに参加して
数カ所を訪れます。



まずは
月の谷と呼ばれている場所。



その名の通り
月面に似た光景が広がる場所。













この日は
数日前に40年ぶりの大雨が降った影響で
地中の塩分が外に出てきたらしくて
白く珍しい 月の谷の風景らしいです。
普段は茶色一色だそう。


月というか 火星に近い気がします。








僕の中でヨルダンのペトラはこんなイメージ。


南米でモロッコとヨルダンを感じるとは。
恐るべし南米。




アタカマ砂漠というだけあって
砂漠っぽところももちろんありますよっと。


















でもあんまりこういう
THE 砂漠っていう場所よりかはここは
砂の多い 山であったり谷であったりが
たくさんある場所なんです。


途中
ツアーバスが砂にはまったり
アクシデントもありましたが





なんとこの日は
バレンタインデーということで
特別にシャンパンのサービス!
うほー!!




こんな夕日を眺めながら
シャンパンをいただきましたとさ。





シャンパン五銃士。



そしてそして
写真撮ってよって
頼まれたツアー仲間を撮ってあげたら
これよ。




1 2 3 !!








うらやましいを通り越して
美しい。
これは。
ほんと。



あぁうっとり。




このうっとりツアーではなくて
月の谷ツアーから23時ぐらいにホテルに帰ってきて
翌朝は間髪いれずに3時起きして間欠泉ツアーに参加。

まだまだ若いぜ!










このタティオ間欠泉。
標高4700メートルにある
世界最高所の間欠泉。



標高2400メートルのサンペドロ・デ・アタカマの街から
車で2時間で一気に4700メートルのこのタティオ間欠泉へ。
さすがにプチ高山病。
頭痛いっすよそりゃ。
日本の標高考えてくださいよ。
体びっくりしますよ。



でも時間が経てば頭痛も和らぎます。
気を取り直して
朝日を待ちます。





























これぞまさに世界一の朝ご飯です。















そのあとは
温泉にダイブ!





老けたと絶賛なこの一枚。
なんとでも言いなさい。
全てを受け止めよう。








こんな絶景露天風呂もなかなかないよ!
まぢ南米恐るべし。





さてさて
これでもかと写真攻めしてきた今回の
ウマワカ&アタカマツアー
楽しんでいただけましたか?
南米のイメージは変わりましたか?



今日も母なる地球に感謝。




まだまだ南米編続きます。
乞うご期待☆








お別れは
この道中で出会った
動物たちとともに。
(撮影協力 ビクーニャ アルパカ リャマのみなさん。)



ではまた。


































2013.3.8  Guatemala  Floresより   田畑智英