なんてたってピラミッド。


どうも。まいにちあついですね。
お久しぶりのチキュウケンブンログ
今日はエジプト編でござります。


このブログくんの日本帰国は
まだまだ先のようです。
ま ゆっくり帰ってきてもらうとしましょう。



エジプトは連日のニュースの通り
治安部隊とムスリム同胞団との
衝突が絶えない過酷な状況が続いており
なんとあのギザのピラミッドも一時閉鎖中のようです。






僕が訪れた時期(5月下旬)は
まだエジプト国内は穏やかな空気が流れていたんですがね。





人生一度のこの旅で
ピラミッドは見ておきたい!
と思って訪れた弾丸4日間のエジプト!


訪れた場所は少なかったですが
なかなか濃い時間を過ごせました。


今回エジプトについてブログを書こうと
エジプトについて改めて調べていると
エジプトトリビアをいくつか入手したので
ちょちょっとちりばめていきたいと思いまーす。




カイロ考古学博物館
ツタンカーメンのマスク見てきました。

ますく きっらきら。




かの有名なナイル川。
なんか想像と違う。
鴨川みたいに情緒のカケラもないぞ。


何気なくはさんでみよう
エジプトトリビアその①!

“エジプトの水道水はナイル川の水”


え まじかよ。
あんな汚い川の水を家庭に供給してるんかよ。
だから洗濯しても あんまええ匂いせんかったんか 納得。


カイロって一体全体どんな街なのか
全く想像がつかずに行きましたが
実際を訪れてみると最初に抱いた感想が

『ここ東南アジアやん。』



道端では偽ブランド品の服が
安値で出回りまくってるし
街中ゴミであふれてるし
ものすごい交通量の中
24時間クラクション鳴りっ放しやし
物価めちゃ安いし
ほんでむちゃあっついし
まさにここは東南アジアです。







物価めちゃ安いと言えば
エジプトに来て最初にびっくりしたことがあって。



カイロの空港の出口を出ると
まぁわりとどこでもあることなんですが
まずはタクシーの運チャンに声かけられるんですよね。


声をかけられるというか
正確には運チャンたちは声をかけつつ
客を囲んで荷物を自分のタクシーにいかに早く持っていくか合戦みたいなのを
運チャン同士で始めるんですよね。


その戦いには参戦せずに
荷物を防御しつつ
友達が迎えにくるからいいんだ
なんてウソを軽やかにつきつつ
街までの相場を一応聞いてみると
10ドルとのこと。


エジプトの物価・交通の相場をまだ把握していない僕にとって
ある程度距離のあるだろう街の中心まで
タクシー10ドルという価格を考えてみたところ
今までの傾向からみて
そこまで高くはない感じ。



でも公共交通機関が多分あるはずなので
いろいろ聞いているとやはりバスがあるとのことで
空港からバスに乗って街の中心へ。


オンボロもええとこの
クーラーも聞いてない
超満員の観光客なんて誰も乗ってない
地元オーラ満載の激暑バスで1時間半ぐらい乗って
街の中心へ到着。
そっから予約してたホステルまで地下鉄に乗りましたと。


タクシーなら10ドルのところが
バスで1時間半+地下鉄2駅の移動でかかったお値段

なななんと45円。
そこの奥さん!お買い得ですよ!
ともこぼしたくなる驚きの安さ。


450円ではなく45円。
リアルに一桁間違えたかと思うぐらい安い。


なんじゃこの格差は。
タクシーなんてほぼ無縁のバックパッカーですが
やはりタクシーは乗るべきではないですね。



交通量の半端ないカイロ市内。


この上の写真の場所は
バス停の近くで横断する回数が結構多いんですが
なぜか信号がない。


エジプトでは信号のない場所を
走ってる車を手で制止しながら横断する技術が身に付きます。
臆するといつまでたっても暑い路上に置いてけぼりです。
運転手も人間です。死にはしません。がんばりましょう。



建物は意外にヨーロッパ風のカイロ市内。






仲良くなったエジプト人大学生。
世界で一番好タイプなのはイタリア人美女らしい。
2番目はオーストラリア人美女らしい。
どうでもええわい!


いやけどおれは南米系やな。




さてさて
お待ちかねでありましょう ピラミッドに移りまーす。


とその前にここで
エジプトトリビアその②!


“アイシャドーの起源はエジプト”


古代エジプトの彫刻や絵画に目の周りを彩色したものがあり
この時代のものは化粧の意味だけでなく
魔除け・虫除けなどの意味合いもあったそうです。




カイロ市内中心から
乗り合いバスに1時間ほど乗り
テケテケ歩いていくと
突然現れます。



そう!あのサンカクが!!




でーーん!!
ギザのピラミッド!











デカいのは知ってますよもちろん
でもね 
考えてたのより3倍ぐらいデカかった。


地球は青かった的な驚きで
ピラミッドはやっぱり ドデカかった。
ドデカミン何個分やろ。



とここで連投の
エジプトトリビアその③!

“世界初の自動販売機が設置された場所”


テコの原理を利用し
投入された効果の重みで内部のお皿が傾き
その傾きが元に戻るまで弁が開いて
蛇口から水が出るというものだったそう。
神殿の前に設置され
聖なる水を販売していたようです。
紀元前215年ごろに。
いや 古すぎでしょ。







小ピラミッド内部。
人が一人通れる通路が石室のある部屋まで続いています。
暑すぎて汗が尋常じゃないほど出てきます。
もう行きたくないです。
呪われるので。







こんにちはスフィンクスさん。


スフィンクスは
ファラオ(王)の顔とライオンの体を持つ神聖な存在で
王者の象徴であるあご髭を付け
敵を打破する力と王や神を守護するシンボルと考えられています。




あまり見ない
スフィンクスの おしり。



元祖トリビアでも紹介された
“スフィンクスの目線の先にはケンタッキーフライドチキンがある”
証拠写真。





ピラミッドはほんまに感動して
すごかったんですが


ピラミッド近辺にいる
お土産売りの兄ちゃんや
ラクダ乗りのおっさんや
ジュース売りの少年たちや
うじゃうじゃいる自称ガイドたちが
ほんまにしつこくてしつこくて
いやほんまにしつこすぎて


最後に怒ったのはいつやろか
ってぐらい怒らないはずの僕が
断トツでしつこい土産売りの兄ちゃんに
心の底からマジ切れしたという
なんとも後味の悪いピラミッド観光でした。



旅人界で有名な
世界3大ウザイ国のうち
エジプトが第2位にランクインする理由は
ここにありました。

ピラミッドに行かれる際は
お気をつけを。





王家の谷がある
ルクソールもなかなかよかったです。
ここのナイル川は風情がある。










遥か悠久の時を超えて
現在を生きる僕たちに何かを語りかけるエジプトの遺跡は
確かにロマンを感じる場所でした。






2013.8.19   田畑智英

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