かみさま に ちかづけるばしょ。 まちゅぴちゅ。


おぉぉぉぉぉぉーひさしぶりです。
僕は南米を出てから2ヶ月前も経つのに
ブログさんはまだ南米をさまよっておられます。



早く脱出していただくように
言っときますね。




まぁゆるりと行きましょや。焦る理由はないのでね。






さーて
今回は天空の都市 マチュピチュでございます。




マチュピチュ。
ちっちゃいときにテレビの世界遺産特集みたいなので
やってたときに
なにこのふざけた名前っ!へんなのー!
なーんて思ってましたが
やっぱりちゃんと意味あるんですよね 全てのことには。



けど
ひらがなで書いたら

『まちゅぴちゅ』

ですよ。
か かわええ。




えへん。




マチュピチュはインカ帝国に属していた都市。

インカ帝国と言われれば
カラムーチョ思い出しますね。
こんなに辛くて インカ帝国!?
的なキャッチコピーやった気が。




えへん。





マチュピチュはケチュア語で
『老いた峰』という意味。




インカ帝国では二元性の考えがあったらしく
太陽と月
大地と空
昼と夜
父と母
など全てが対になっていると捉えていたのです。



みなさん
よく写真でマチュピチュを見るときに
マチュピチュ遺跡の後ろに
細長くて高い山がそびえているのを
ご存じないですか?



写真はあとでお見せしますが
その細長い山の名を
『ワイナピチュ』と呼びます。
これはマチュピチュの
老いた峰に対して
若い峰という意味です。




山の名前にも
しっかり二元性をとっておるわけです。






さてさて前置きが長くなりましたが
本日はみなさんをマチュピチュツアーへご案内いたします。






マチュピチュを訪れる拠点の地
かつてのインカ帝国の首都が置かれていたクスコ。




石組み、石畳、赤屋根の印象的な美しい街です。



































この街でマチュピチュ行きのツアー会社が
多数オフィスを構えていて予約可能です。



僕はこの街で再会した
サークルの先輩と一緒に個人でマチュピチュに向かいました。



行き方は数通りあるのですが
僕たちはクスコからマチュピチュまで
車&鉄道&徒歩を組み合わせて行きました。


クスコから乗り合いのミニバンに揺られること1時間半。







鉄道に乗り換える
オリャンタイタンボという街に到着。



おりゃんたいたんぼ。
この地名覚えんのに30回はゆった。

おりゃんたいたんぼおりゃんたいたんぼおりゃんたいたんぼおりゃんたたあたぁあいたぁんぼ。


ケチュア語って難しいね。






鉄道は快適。
コーヒーのサービスも有り。


で何分乗ったか忘れましたが
(多分これも1時間半ぐらい)
やっとこさマチュピチュ拠点の村
マチュピチュ村(そのままやん)に到着。



ちなみにこの村
昔はアグアスカリエンテ村
スペイン語で温泉村の意味
やったのが何年か前に
マチュピチュ村に変わりました。


ま 何事もわかりやすいほうがいいよね。
そのまますぎるけど。



僕たちはゆっくりここで一泊して
次の日にマチュピチュへ向かいました。


南米の国はやっぱりサッカーが盛んですが
ペルーでもかなり盛んなようでござります。



マチュピチュ村でまさかサッカーするとは。
てか芝めちゃええし。


サークルの先輩のさゆりさんとかずまさん。
知ってる人は知っている。ね。





翌朝は早起きしていざマチュピチュへ!
マチュピチュ村からマチュピチュへは
シャトルバスが出ていますが
若いことを理由に徒歩登山敢行!





えっちらおっちら登ります。
想像を遥かに越えるキツさ。


いや冗談抜きでこの旅一番のキツさ。
これも1時間半ぐらいかかって
マチュピチュの入り口に到達。
の達成感と来たら!
めちゃ気持ちええわー!


苦労した方が同じ景色も
絶対美しく見えると信じて
登りきりましたよ。
みんなでめちゃ励まし合いながら。





マチュピチュ入り口付近から望む眺め。
マチュピチュ村は真ん中の川をもう少し下ったトコロ。
いやー登った。




この風景です。





感無量ぜよ!





おにぎりロック。





これは石切り場。
ここから石を削って加工します。
イースター島みたい。







この一枚の岩から数段の階段を作るあたり。
インカ帝国の職人技。








カミソリの刃一枚も通さないと有名なインカの石組み技術。




水道も作ってらっしゃった。





こんな絶景の天空村に
最大750人が暮らしておったそうな。





これは日時計。
インカは太陽神崇拝の国。
太陽の日の射し方で夏至と冬至がわかる場所もある。



この標高2400メートルの地にこの村を築いたのも
より太陽に近づくためとの説も。



マチュピチュで周りの風景
青く広い空 照りつける太陽を眺めていると
確かに神に近づける場所だなと感じました。
言葉ではなく体感的に。


マチュピチュ村からの登山プラス
マチュピチュ観光で体力ゲージが残り少ない中
来ました ワイナピチュ登山!



これですよ!ワイナピチュ!
マチュピチュの背後にそびえる細長い高い山!
見たことある方もいらっしゃるかと。



この山 なかなかくせもの。















とにかく道(てか階段)が険しい 狭い。








高校時代の部活のランニングを思い出しながら
精神力だけで登りきります。




ほんでどやこの風景!



達成感第二弾ですぜ!
いやー気持ちええわー!


ほんでマチュピチュちっさ!
ワイナピチュはクスコで数日前から予約していないと登れないので
あきらめる人も多くいますが
ここは絶対に登るべきです。



すごい絶景でごわす。
すごい達成感でごわす。
青春感じられます。
ぜひワイナピチュへも。





帰りも同じコースを精神力頼みで降りましたとさ。
めでたしめでたし。




ペルー マチュピチュ。
テレビで またいろんな人の写真で
見る機会がすごく多いけど

やっぱり自分で来て
その場所の空気 匂い 景色 人 雰囲気を感じると
行く前と行った後では印象が全然違う。


僕は思ったよりもマチュピチュ広くてびっくりしたし
先輩と 出会った人と青春できたし
たくさんの絶景にも出会えたし
とても感動的な場所でした。



まちゅぴちゅ ありがとう。





2013.5.1 Greece Athens より  田畑智英



0 コメント:

コメントを投稿