ロンドン旅行記。 〜再会に万歳〜


モロッコからロンドンへ。


ヒースロー空港着陸直後
同じ飛行機に乗っていたイカツイ男が
完全武装した警官に連れて行かれ
空港内で現行犯逮捕される場面に遭遇したり
(おそらく国際指名手配犯)



厳しいと聞いていたイギリス入国審査は
予想以上に厳しくて
入国に際して管理官に
なななんと約20個の質問を浴びせられたり
(そんなに怪しかったか)
てかほとんどの国の入国審査
質問なしかあっても2、3個ですよ。



国に入らずして
早速イギリスでは
すごい経験ができました。




イギリス滞在はロンドンのみ4日間。
といっても1日目の夜に着いて
4日目の朝に出発予定だったので
実質滞在は2日間。




ヨーロッパにほとんど興味はないのに
今回僕がこの街を訪れた理由



それは



“再会”です。




ロンドンは
僕の所属していた学生団体で一緒に活動してきた
大切な仲間が留学していて
日本で僕の旅立ちの日にも
見送りにきてくれて
ロンドンで会おう!と約束しておりました。


彼女に会いにいくためだけの
(いやちょっと観光もしたかった)
弾丸ロンドン訪問。




さらにですねー!
同じく1回生から一緒に活動してきた
イタリアに留学中の大切な仲間も
ロンドンに集合してもらい
3人で再会!!!





3人で同じゲストハウスに泊まったんですが
夜7時ぐらいに着くと
なんと2人が愛情たっぷり日本食を
作って準備して待ってくれていました。
神。泣くわ。大感謝。




ちなみに僕が手に持ってるのは 
絶品肉じゃがで

一番左のみつきが持ってるのは
あぁ懐かしの日本食 冷や奴。

真ん中ちゃんはなが持ってるのは 
もちろんパーティーのおとも ハッピーターン。
(ハッピーターンを持つあたりはさすが天才との呼び声高いちゃんはな)




ほんでから
2日前に僕が誕生日だったので
(僕は言ってないですよ)
サプライズケーキもいただきました!



(後ろの韓国人の宿のオーナーさんの
表情がなんとも言えませんね)
初対面なのに彼もめっちゃ祝ってくれましたよ!



久しぶりにみんなで談笑して
ケーキまでもらっちゃって。
ロンドンに来てまだ数時間。
あーほんまロンドン来てよかったわぁ。
と心から思ったのでありました。



持つべきものは“友”ですね。



ちゃんはな みつき
ありがとう。









そして次の日はロンドン観光。




ロンドンの地下鉄の駅の壁はオシャレです。





ロンドンの地下鉄は
サブウェイでも
メトロでもなく
「アンダーグラウンド」と言います。
そのまんま「地下」ですね。
でも英語で言うとやっぱりカッコいいですね。
日本の地下鉄の名前もそういえばそのままですね。




では次。
バッキンガム宮殿の衛兵の交代式を見に行きました。







THE イギリス
って感じの風景ですね。こちら。
観光客に有名なようで
ものすんごい見物客でした。
この旅でこんなに必死に腕伸ばして
写真撮ったのもこれが最初で最後でした。





では次。
ビックベン。
近くで見ると装飾が非常に美しい。



3人で記念撮影。


完全に観光客風情ですね。
よいよい。





ウェストミンスター寺院。
度々有名人のお葬式が執り行われていますね。
さすがかなりの規模です。




街中を走るこのタクシー
かわええです。




ロンドンの街中を走りまくっている
この真っ赤な2階建てバス。


だいたい2階建てのバスと言えば
どこの街でも観光客向けのシティーツアーバスなので
最初に見たとき
いや 観光客用のバス多すぎやろ。
とか一人で思ってましたが
これが路線バスとのこと。



確かに全部2階建てにすれば
満員乗車もあまりなく
でも多くのお客さんを
効率良く運べますね。



雨の日の
朝の混雑時の京都市営バスには
絶対乗りたくありません。


これを導入すれば
それがちょっとは解消される気がしますね。






ロンドンの一風景。
いやはや 
お遊びが過ぎまするぞ。
ロンドン市民。


鴨川の四条大橋の上でこれやってたら
日本人のものすごい冷ややかかな視線を
浴びる事でしょう。



でもここはロンドン
みんなこれを見ても微笑んでいます。




ロンドン・アイ。
テムズ川沿いに立つ巨大観覧車。


観覧車の1カプセルの定員25人ですよ。
カップルもいちゃつけませんねそれじゃ。





セントポール大聖堂。



この間のロンドンオリンピックでおなじみ
またロンドン橋おちたーおちたー
に登場するようにもちろん名前は
「ロンドン・ブリッジ」だと思っていたのに
なんと実はまさかの「タワー・ブリッジ」
これはロンドンいちの衝撃でした。


ロンドンのもうひとつの大きな衝撃。


三越!!

の中に日本食材店があって
このお店の品揃えが凄まじい。


醤油・タレ類のコーナーだけでこの圧力。



お酒コーナー。
いやいや普通に日本での生活と変わりなく
生活できるじゃないですか ロンドン。


それほど日本人の方が多いということでしょう。
ちなみに僕は抹茶どら焼きと
玄米茶のお茶パックを買いました。


ありがとう三越。





本場ロンドンで食べる
フィッシュ&チップス。
いや なめてたけど
フィッシュフライがめちゃくちゃうまい。
さすがは数少ないイギリス料理。





ロンドンラスト観光スポットは
大英博物館!




よく日本の博物館で
特別展『大英博物館の秘宝展』とああるじゃないですか。
ちょっとその本場ってことで
テンション上がり気味。


ふむふむ。
さすが大英博物館。




エジプト文明。




ギリシャ神話の神々。




ヒンドゥー。




仏教。



アフリカの文化。




中米の偶像。




オセアニアの文化。



この大英博物館
膨大で貴重なコレクションの数々によって
世界各国の歴史・文化が一度に知れる
ものすごい博物館でした。
世界史の先生になる人は絶対来た方がいい!って思いました。
ここで現物を見れば(たとえレプリカでも)それを見て感じた事を
授業で生徒に説明できるからここはそういう意味でも
価値ある博物館だと思います。
しかも なんと 無料です。
無料です。 ほんとに無料です。 
僕は驚きを飛び越えました。
タワーブリッジのときよりも驚きました。








そしてこんなコーナーも。
『日本』
























表千家の茶道家が実際に週何度か
茶道の技披露する茶室や









馴染みのある日本の仏像や
(阿弥陀如来)



黒船来構図や





日本絵画や




甲冑まで。
世界の文化の中にこうして
日本文化が紹介されていて
たくさんの外国の方が興味津々に見ておられると
なんだかちょっと誇らしげになります。



天皇のお墓の古い写真があって
解説がなかったので
僕に質問してきた人に
これは天皇の墓っす!
って頑張って英語で解説したりしたよ。
かなりこの日本コーナーでは
自分の英語力のなさに腹立ちましたね。
英語力があればもっと日本に興味持ってくれてる人と
話せて日本を理解してもらえたのに。


世界に出るには英語が必須です。
僕の経験上ノリでなんとか生きてはいけますが
それ以上のことはなにもありません。
英語ができないで海外に出ると
純粋にもったいないです。








ロンドン最終日の夜
ロンドンに来て
高校時代のサッカー部の後輩が
ロンドンに留学中だということを知り
コンタクトを取って会う事になりました。



しかも僕の友達とも
ロンドンでつながっているとのこと。
いっつ あ すもーる わーるど。




みんなで日本食食べました。
サバの照り焼き
という謎の日本食を。


うまかったですよ。




いきなりのお誘いに応えてくれた
高校サッカー部の後輩わだちゃんと。


ロンドンで会えるなんて思ってもなかったので
感動もひとしお。




海外での仲間との再会は本当に感動的です。
みんなこうやってそれぞれの環境で
めっちゃ頑張ってるなーと刺激をもらえたり
何より海外で会えるという状況が手伝って
なんか毎回泣きそうになります。



僕がこの旅に出る前から会う予定だった仲間も
こうして飛び込みで会ってくれた仲間も
たくさんの仲間に現地で再会できて
大変に幸せな旅なのであります。


再会の旅の話はまた帰国後に
じっくり書きたいと思います。



短いイギリス滞在でしたが
ここでもたくさんの素晴らしい想い出ができました。
ありがとう。








2013.7.6 Sri Lanka  Dambullaより  田畑智英


0 コメント:

コメントを投稿