アンダルシアの白い街にて 我思う。


スペイン10日間の滞在。




こんな奔放な僕のために
はるばる日本から彼女が会いにきてくれたこと
大学で一緒にスペイン語を勉強した友達3人と再会できたこと
サグラダファミリアに大変感動したこと
アルハンブラ宮殿はやはり美しかったこと
うますぎる生ハムを食べまくったこと・・・
スペインの良き想い出は
もーほんっと数えきれないほどあります。



その中でもちょっと印象に残った二つの街をご紹介。
バルセロナ・マドリード・グラナダ・セビ−ジャ(セビリア)・バレンシア
などの街は結構有名で日本でも聞く事があると思います。




今回僕が紹介したいのは
日本では聞く事のない (であろう)
アンダルシア地方の2つの街


『ヨーロッパのバルコニー』と称される ネルハ

『スペインで最も美しい街』と言われる フリヒリアーナです。



知ってる方
はじめましてのつもりで読んでくださいお願いしまーす。














世界遺産
アルハンブラ宮殿のある街グラナダからバスで2時間 
照りつける太陽に輝く海岸線が見えてくると
もうすぐネルハの街。























青を持つ空や海は
まるでこの美しい白の街並を
より美しく見せるために存在するかのように思わされる。

































ここはスペインの南の海。
ここをまっすぐ南下すると
アフリカ大陸に到達します。
















ネルハを離れ
バスで山手に向かって30分ほど。
日帰りでフリヒリアーナへ。




こちらはネルハよりも山に近いため
どこか静かで穏やかな空気が流れています。





空が白を美しくし
白が赤や黄を美しくする。


色がないようで
他の街よりも色を「感じる」ことのできる街です。




色を「感じる」
という初めての感覚。
























そうか
一つの色って他の色があるからこそ
その輝きを増すのか。




自分という存在もやはり
他者がいて比較するからこそ
ぼんやりと
また徐々にくっきりと
浮かび上がってくるものなのだろう。





って高校の倫理の時間を思い出すなぁ。
自分の存在とはなんでしょうか。




いや
他者と比較なんかしなくても
夢や志
絶望や迷い
喜怒哀楽の感情
自分の内なる想いを自分で認めれば
それで自分の存在は成り立つのでは。




『我思う ゆえに我あり』
とはこういうことかな デカルトさん。









なんてことを旅中
時々考えたりしますが
僕には難しい問答は向かないようです。




シンプルに生きましょう。
もっと いらない 足かせを捨てて
シンプルに。

力を抜いて 心の奥の声のままに
一歩ずつ前へ。

























好きな物をこよなく愛す
フリヒリアーナで出会った
このスペイン人のおっちゃんのように。





2013.7.4  Sri Lanka  Kandy より   田畑智英


2 コメント:

Unknown さんのコメント...

うわーあ!!!!
ふりひりふりふり!懐かしー!!^^*
写真載ってる!恥ずかしー!!><
バスで吐いたのも、いい思い出っ!!w

Unknown さんのコメント...

りぃちゃん*

なつかしーね。
ふりひりでは花柄のスカートを履いてくださいと宣伝。w
またゆっくりしにいきたいねー。

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